リニアモーターカー(Maglev(マグレブ))ってどんな感じ?実際に中国で乗ってきました!

中国

こんにちは!今回は、中国に行った際にリニアモーターカー(以下リニア)に乗った時の話をしたいと思います。

リニアモーターカーは磁石の力で進む乗り物で、英語だとMaglev(マグレブ)といいます。

とにかく最高時速が地上にある乗り物の中ではダントツに速くて、JR東海が有人走行試験で記録した時速603kmが、ギネス世界記録に認定されています。

ギネス記録は日本が持っていますが、日本ではまだ運用されていません。

中国は15年ぐらい前からリニアの運行を開始しています。上海浦東国際空港(シャンハイプードンこくさいくうこう)からもリニアが出ているため、飛行機の待ち時間の間に乗ってきました!

チケット売り場へ向かう

上海浦東国際空港についたら、駅がある場所へ向かいます。地下鉄の駅の入口と近いので看板を目印に進めば簡単にたどり着きます。Maglevと書かれた看板を探しましょう♪

途中に飲食店があるので、お腹すいたら食べるのもありだと思います。マック、すき家など日本とあまり変わらない感じですね!

しばらく歩くと改札口が見えてきます。Maglev Ticket Centerでチケットを購入しましょう!

リニアの入場券ゲット!片道運賃で40元でした。電車の約10倍くらいの価格…高い!!!(゜ロ゜)

電車の先端を撮りたかったけど既に機体は待っていてくれました。時間の都合上待つわけにも行かなかったので、やむを得なし..._| ̄|○

いざ、リニアの中へ

壁は白く、青を基調とした座席が用意されています。プラスチックじゃなくてよかった。座席の座り心地は、まぁ普通です。椅子の厚さに注目ですね(笑)

いざ出発、天井の方に時速のデジダル計が用意されていました。ぐんぐん加速していきます。ちなみに、最高時速は時速300kmでした。もっと速く移動すると思ってたので完全に意表を突かれました(´・ω・`)

せっかくなので、平均の加速度を計算してみます。

誰にも得がないけど、計算してみたくなったので写真の時刻と速度の表示を元に計算します。300km/hは等速直線運動の時間が長かったので省きました。

時刻08:22:56 速度129km/hをm/s(メートル毎秒)に直します。

129000÷3600=35.83333・・・≒35.8m/s

時刻08:24:06 時速296km/hをm/s(メートル毎秒)に直します。

296000÷3600=82.22222・・・≒82.2m/s

加速度=速度の差÷経過時間から求められるので、速度の差と経過時間も求めます。

速度の差=82.2-35.8=46.4m/s

経過時間=08:24:06-08:22:56=00:01:10=70s

加速度=46.4/70=0.66m/s

参考として、桐生祥秀さんの100mの加速度(100m:9秒98として)も求めてみます。

等加速度直線運動していると仮定し、変位=加速度×(時間)÷2から

100=加速度×(9.98)÷2

100=加速度×49.8

加速度=100÷49.8≒2.0m/s

加速度は桐生さんの3分の1ですね。はい。かなり脱線してしまった...

日本のリニアの見学場所

日本のリニアモーターカーは山梨県で見学することができます。ここには、2003年にギネス記録(時速531km)を樹立したリニアが置かれていて、記念撮影もできるようです。

▼山梨県立リニア見学センターのHP▼

山梨県立リニア見学センター
山梨県都留市にある、山梨県立リニア見学センターのサイトです。アクセス、最新情報、リニアについて紹介しています。

実は、日本も2027年に開業予定(品川-名古屋)で、2045年(品川-新大阪)も開業予定です。

日本の場合、最高速度が中国のリニアより速くて、時速500kmで動かすことが出来る予定らしいので、東京-大阪を67分で移動できる驚異の乗り物が登場します(笑)

まとめ

今回、リニアモーターカーに初めて乗りました。浮遊しているから揺れないと思いきや絶妙に揺れたりしました。風とかの影響かもしれません。もしくは、海外の速い乗り物に対するイメージがあまりよくないので、緊張した影響(錯覚)かもしれません。

とりあえず、電車と比べると目的地まで速く到着できますし、混んでないので乗り心地という意味では快適な方だと思います。

ただし、価格が高いので予算との相談になると思います。

皆さんも上海浦東国際空港(シャンハイプードンこくさいくうこう)から旅行に行く際の乗り物の候補の1つとして検討してみてください♪

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